人間は食べ物を食べなくても水だけ飲んでいれば約2週間は生きていけると言われています。逆に水を飲まないで何日生きれるのでしょうか?
水を飲まないで何日生きられるの?
成人の体の約60%は水でできています。そのうちの20%が失われると死亡する危険性が高くなります。例えば体重が70kgの人の場合、体内の水分量は約42kgになります。そのうちの20%の8.4kgの水分が失われると生きていくことができなくなります。
人間は1日に約2kgの水分を排出している
人間は呼気や汗、尿などで1日あたり約2kgの水分を体外へ排出してます。体重が70kgの場合、8.4kgの水分が失われると生命の危険ゾーンに入るので、約4日~5日水を飲まないだけで死亡する確率が高くなります。体重が60Kgの場合は約3~4日。体重が50Kgの場合は約2日~3日。水を飲まなくなれば体外へ排出される水分量も減るのでもう少し長く生きれる可能性はありますが。
熱中症は体からの警告
汗をかきやすい夏場などはこまめに水分補給をしないと熱中症になりますが、これは水分量が足りていないという体からの重要な警告です。熱中症は体内から5%の水分を失うと起こる危険な症状です。
水の備蓄の重要
地震大国日本ではいつ大地震が襲ってくるかわかりません。被災に合った際に水は貴重なライフラインです。
3~4日飲めなければ生存確率が低くなることを考えると水の備蓄の大切さを改めて実感します。