ミネラルウォーターに含まれている有効成分
水道水より水質管理の基準が甘いミネラルウォーターですが、水道水にはない有効成分が含まれているメリットもあります。ミネラルウォーターを選ぶ際は、何処の天然水を使用しているか?よりもどのような有効成分がどのくらい含まれているか?をチックするのもいいかもしれません。
有効成分①:カルシウムイオン
●期待できる症状
疲れやすさや怠いなどの症状改善・イライラや不安の解消・筋肉の動きが良くなるなど
●含有量が多いミネラルウォーター
コントレックス(フランス産):46.8mg/100ml
クールマイヨール(イタリア産):53mg/100ml
有効成分②:マグネシウムイオン
●期待できる症状
便通の改善・風邪の予防や動悸・不整脈・心筋梗塞などの心臓病や脳卒中の予防など
●含有量が多いミネラルウォーター
ゲロルシュタイナー(ドイツ産):10.8mg/100ml
有効成分③:カリウムイオン
●期待できる症状
倦怠感や食欲不振の改善・高血圧や心臓病の予防・筋肉や血管の働きをよくするなど
●含有量が多いミネラルウォーター
コントレックス(フランス産):46.8mg/100ml
クールマイヨール(イタリア産):53mg/100ml
国内産ミネラルウォーターは有効成分が少ない?
上記に挙げたミネラルウォーターはすべて海外産のミネラルウォーターになります。
これは軟水よりも硬水のほうが有効成分の含有量が多いことが理由です。
※国内産のミネラルウォーターのほとんどが軟水で、日本の水道水も軟水です。
ちなみスーパーやコンビニエンスストアで購入できる国内産ミネラルウォーターの成分含有量は、下記の通りです。
●サントリー天然水
カルシウムイオン:0.2~0.7mg/100ml
マグネシウムイオン:0.1~0.3mg/100ml
カリウムイオン:0.2~0.6mg/100ml
●い・ろ・は・す
カルシウムイオン:0.76mg/100ml
マグネシウムイオン:0.50mg/100ml
カリウムイオン:0.49mg/100ml
比較すると、『硬水』と『軟水』には成分含有量にかなりの差があることが分かりますね。