歯周病になると活性酸素の発生量が増加します
歯周病は怖い病気
歯周病は生活習慣や歯を不衛生にすることが原因で、歯と歯肉の間にたまったプラーク中の細菌により引き起こされる炎症です。最悪の場合、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が溶けていく怖い病気です。歯周病にかかると歯茎が敏感で腫れやすくなり、歯茎の炎症のせいで体内に炎症性ホルモンが分泌されるようになります。それにより全身で炎症が起こりやすくなり連鎖で、全身の活性酸素の量もどんどん増えていきます。現代医学では歯周病が原因で他の病気を引き起こすとの研究結果がでていいるほどです。
女性は歯周病になりやすい
歯周病の特徴として女性に多い病気といわれています。その理由は男性に比べると唾液が少なく口内環境が悪化しやすいからです。それと女性ホルモンが特定の歯周病菌の増殖を促すので歯周組織の炎症がひどくなりやすいのです。女性の場合、ホルモンバランスが変わる『思春期』『妊娠出産期』『更年期』は歯周病になりやすいので要注意です。
妊娠中の歯周病はとても危険
妊娠中の歯周病はとても危険です。ただでさえ妊娠中は歯周病になりやすいのに、歯周病にかかると歯茎が敏感になり腫れやすくなり早産で低体重児が生まれる危険性が7倍にまで上昇するデータがあるほどです。これはタバコ、アルコール、高齢出産よりもリスクが高い数字です。また妊娠中の歯周病は治りにくいので妊娠する前に必ず歯の治療を行ったほうがいいでしょう。
水素の歯周病予防効果が注目されている
水素水を摂取することで血液中の活性酸素の増加を抑え、歯周病の進行を抑制する効果があります。歯周病が進行に活性酸素が関係しているので水素水は口腔内の活性酸素だけでなく全身の炎症を抑えることができることから、歯周病予防効果が注目されています。また水素水を2,3ヵ月継続して飲んでいると、口臭が気にならなくなるといった声もよく聞きます。
岡山大学医学部での実験結果
水素水を与えたラットでは、血液中の活性酸素の増加が抑えられてことが確認され、さらに水素水を与えたラット歯茎(はぐき)の組織を観察したところ蒸留水を与えたラットと比べると歯周病の進行が抑制されていることが確認できました。水素水を摂取することで活性酸素が減少し、結果として歯周病の進行を予防したと報告しています。
