水素は活性酸素だけでなく、中性脂肪も除去する効果があるため肝機能障害の改善に役立つ物質として注目されています。
人間ドック受診者の3人に1人は、『肝機能異常』
日本人間ドッグ学会の『人間ドッグ全国集計』によると、2014年の人間ドック受診者で『肝機能異常』が約34%にまで増加していることが明らかになりました。(グラフを見ると20年前から急激に増加しているのが分かります)
※日本人間ドッグ学会よりグラフを引用
肝臓の状態をセルフチェツク
排泄や解毒、代謝などの機能を持つ臓器の『肝臓』。 『沈黙の臓器』と言われる肝臓は、自覚症状がなく気が付いた時には手遅れな場合もあります。 参考までに肝臓の状態をセルフチェツクして下さい。 2つ以上当てはまる項目がある方は、肝臓の劣化が進行している可能性があります。
☑間食や夜食が多い
☑野菜類は食べずに脂っこいものをよく食べる
☑運動不足で体重が増えてきている
☑疲れが抜けない
☑週に7日はお酒を飲む
☑1年以上、有酸素運動をしていない
肝臓の劣化が進行すると・・・
肝臓の劣化が進行すると下記のような危険が起こります。
『正常な肝臓』⇒脂肪肝(危険度2/5) ⇒肝炎(危険度3/5) ⇒肝硬変(危険度4/5) ⇒肝臓がん(危険度5/5)
近年、脂肪肝が急増している
食生活の変化で高カロリーの食べ物が増え、アルコールと一緒に食事するケースが多くなったことから消費しきれない中性脂肪が肝臓に溜まり脂肪肝になる人が増えているようです。脂肪肝で肝機能が著しく低下すると、肝臓内に大量の悪玉活性酸素が発生し肝炎⇒肝硬変へと重度化して肝硬変まで発展すると恐ろしい合併症を引き起こし、肝臓がんになる危険性も急激に上がります。
肝硬変の恐ろしい合併症
【合併症①:肝性脳症】
尿の処理が正常に働かなくなり、アンモニアが脳に流入する。 その後、脳の機能が低下して意識障害やメンタルに異常な症状が発症する場合があります。
【合併症②:腹水】
お腹の中に体液が溜まり下っ腹が膨らみ始めます。 さらに症状が悪化すると、死亡率が高いことで有名な特発性細菌性腹膜炎を引き起こすケースもあります。
【合併症③:食道静脈瘤】
肝臓の血流異常で食道付近にコブができます。 場合によっては大量の出血を伴う吐血や黒い便が出て、死亡するケースもあります。
肝臓を守る『水素』のチカラ
以下の研究報告から肝機能障害の対策に『水素』が期待されています。
水素のチカラ①:中性脂肪を減らす
水素を体の中に取り入れると、肝臓は中性脂肪の分解を促進するホルモンを分泌します。分泌が始まると肝臓を太らせる元の除去に繋がります。このことから脂肪肝の予防や改善に期待されています。
【脂肪肝になる原因】
脂肪分の多い食べ物やアルコールを取り続けると、肝臓に中性脂肪が蓄積して肝機能が低下します。
●水素を体内に取り入れることで・・・
中性脂肪の分解を促進するホルモンを分泌させ、中性脂肪を減少させて肝臓を正常な状態に保ちます。
水素のチカラ②:悪玉活性酸素だけを除去する
抗酸化力があるビタミン類やB-カロテンも活性酸素を除去しますが、人体に大切な善玉活性酸素も悪玉と区別をつけずに除去してしまいます。悪玉活性酸素だけを体内から除去するのは『水素』が持つチカラの大きな特徴です。
【肝炎や肝硬変になる原因】
肝機能が低下すると、肝臓に悪玉活性酸素が大量に発生して細胞を破壊していきます。
●水素を体内に取り入れることで・・・
細胞を破壊する原因の悪玉活性酸素だけを水に替え無害化して体外へ排出します。
※水素(H2)は酸素(O)と結びつくと水(H2O)に変化する還元作用があり、活性酸素(●OH)を無害な水に変化させ体外へ排出します。