『モンドセレクション〇〇賞』を受賞の商品ってスゴイの?

『モンドセレクション〇〇賞』を受賞の商品ってスゴイの?

ここ数年、水素水でも製品パッケージに『モンドセレクション〇〇賞を受賞!』と記載されている商品を見るようになりました。果たしてこれらの商品は、どのくらいの評価に値する賞を受賞しているのか気になったので色々と調べてみました。

モンドセレクションは『食のオリンピック』???

1961年にヨーロッパのベルギー(ブルッセル)に優秀品質の国際評価機関として設立。様々な商品の品質コンクールを実施しており、「食のオリンピック」や「食のノーベル賞」とも例えられている。公式ホームページには、『優秀品質賞は銅、銀、金、最高金賞のクラスがあり、ホテルやミシュランガイドの星の数により評価に匹敵するものです 』との記載もある。

モンドセレクションの『ミッション』について

まず公式ホームページに記載している『ミッション』を紹介します。

【ミッション】
1961年の創設以来、モンドセレクションは消費生活製品を評価し、品質に応じ銅、銀、金および最高金賞と言った優秀品質賞をそれらの商品に授与することをミッションとしています。これら優秀品質賞は、完全に独立した専門家によって評価され、その高品質を表彰するラベルであり、消費者ならび生産者にとって様々なメリットのある賞と認識されております。毎年82カ国以上から3160に及ぶ商品がモンドセレクションにて評価されます。

引用:モンドセレクション公式ホームページ

『受賞のメリット』『審査対象のカテゴリー』『審査方法』について

●受賞のメリット

モンドセレクション優秀品質賞ラベル取得の利点と付加価値が付く
消費者は受賞ラベル付き商品を好む為、販売促進に繋がる
第3者が提供する定期的品質管理ツール
受賞した製品が海外市場でどのように評価されるか?判断するツールとなる
生産部門の品質管理レベルの評価につながる

●審査対象のセクション

大きく分けると下記の7セレクションで規定を設け、これらのカテゴリーからさらに100以上のグループに分かれている。

スピリッツ並びリキュール
ビール、水、ソフトドリンク
食品
チョコレート、製菓ならびビスケット
穀類製品
ダイエットならび健康製品
化粧品ならびトイレタリー製品

●審査方法

70人以上の国際専門家で構成される各セレクションの審査員グループが応募商品の品質を4ヵ月間かけて審査・評価する。栄養分析や商品ラベル内容と照合を行い優れた商品かどうかを総合的に分析して評価し、審査結果は各審査員の得点を集計して平均値を算出して受賞する各賞が決定される。与えられる賞は全部で4つ。

最高金賞 90点以上
金賞 80点以上
銀賞 70点以上
銅賞 60点以上

一つの製品につき約15万円の審査料を支払い審査してもらうシステムで、なにかしらの賞を受賞すると受賞メダルやマークを5年間、商品パッケージや広告に使用することができる。最高金賞は3年間連続で受賞すると『国際最高品質賞』を受賞でき永久的にマークを使用できるようになる。

最高金賞・金賞の受賞商品が約6割以上もある!?

2014年のモンドセレクション受賞商品の統計は下記の通り。

14年度のモンドセレクション受賞商品の統計を見てみると、

最高金賞受賞商品が400点
金賞受賞商品が1,389点
銀賞受賞商品が787点
銅賞受賞商品が222点

となっている。

つまり、相対評価ではなく絶対評価であり、3分の2近くの商品が金賞以上を受賞しているということになる。

引用:Business Journal

なんとビックリ。60%以上の商品が金賞もしくは最高金賞を受賞しているとのこと。この割合の中で銅賞を受賞した商品の品質ってどうなの?とも思ってしまいました。

審査に明確な基準がない!?

審査に明確な基準がなく、出展しているメーカーでさえ『評価基準』や『受賞理由』が分からないというのがモンドセレクションの特徴のようです。

どのように審査され、評価がなされているのか、ということ。実は、「具体的な審査方法や基準はわからない」というのが、多くのメーカーの意見。

●ラムネで最高金賞を受賞した木村飲料
「味、品質の安定度、パッケージデザインを審査員が総合的に評価しているらしいが、私たちには、どういう細かい審査をしているかはわからない」

●なめ茸で受賞したナガノトマト
「審査基準の詳細はわかりません。また、審査員がどうやって食べているかも当方では知りません。とはいえ、出品する際の用紙に商品の説明をきちんとすることが明記されておりましたので、『日本では、特にご飯に乗せて食べることが好まれています』と記載しました。応募の際に本部からは、試食には各国の食文化に知見のあるスペシャリストが参加して審査していると聞きました」

●顆粒みそ汁で受賞したかねさ
「味覚、品質、デザインも審査したうえで、総合評価が90点以上ないと最高金賞は受賞できませんから、当然、おいしくて、高品質の商品だと思ってもらえたんじゃないでしょう」

●ごまドレッシングで受賞したマルボシフーズ
「アジア独特のごまの香り、無添加なのに無菌で製造できていることが評価されたのでは」

●うどんで受賞した大庄屋
「欧米の方々にも、小麦の味やコシ、ゆでたときに香りが豊かだということは分かっていただけたのではないでしょうか」

と、受賞理由は推測の域を出ない。
一方、審査員から評価されたポイントを直に聞いたメーカーもある。

●ナガノトマト
「審査員から、ほのかな甘みと酸味、歯ごたえ、えのきとしょうゆのハーモニーが素晴らしいと言われた」

●さんまの蒲焼で受賞した平松食品
「味がいい。クオリティが高い」と声を掛けられた。

つまり、授賞式に出席し、求めればアドバイスがもらえることもあるようだ。

『日本酒で海外に進出していくには、どうしたらいいか。情報がほしい』と問うたところ、モンドセレクションのスタッフから『日本酒は、フルーティーな飲み口でドライなほうが欧米で受ける』と言われた。その通りに改良を加えたところ、受賞して欧米で受け入れられた。審査員のアドバイスは有益だった」という声もあった。

また、「授賞式の翌日には、受賞者を対象にした観光ツアーがある。その際、同行するモンドセレクション事務局スタッフの食べた料理に対するコメント内容から、どんな味を彼らがおいしいと感じるのかをリサーチすることもできる」(平松食品)という

引用:日経トレンディネット

『最高金賞』や『金賞』を受賞している商品価値って???

評価基準が曖昧だったり出展した商品のほとんどが金賞以上を受賞している事実を知ると正直、そんなに『すごい商品』ではないのかな?と思いました。ただモンドセレクションを受賞した商品は売り上げ増加につながるようなので、メーカー側からすると『食のノーベル賞』といわれるモンドセレクション受賞マークは、販売個数を伸ばすプロモーション戦略の中の一つの武器として利用する価値は大いにありますね。日本国内で販売されている商品の多くにモンドセレクション受賞マークが表示されているのも納得できました。

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