水素水風呂。要注意の商品

要注意!水素水ブームに便乗する怪しい商品

水素ブームと言えるほど市場が成長している

2007年に日本医科大学の太田成男教授が水素には活性酸素を除去し、脳梗塞による脳の損傷を半分以下に減らす効果があることを動物実験で検証後、英国の科学雑誌『ネイチャー・メディシン』に発表されてから、水素市場は急成長しています。※平成26年度データ

病気の予防・改善効果が認められたことで人気に火が付く

右肩上がり
医療機関や各大学で研究が進み病気の予防・改善効果が認められたことでアルミパウチや水素水サーバーを中心に市場が急成長しています。水素関連商材の市場規模は、水素水が約300億円、サプリメント・化粧品が100億円で機器類を除いた水素関連商材は約400億円超、機器類を合わせると800億円の市場規模になると推測されています。

水素水関連商品の課題は溶存水素濃度の維持!

水素水関連商品の最大の問題は溶存水素量の維持と言われています。分子量が小さく軽い水素は、アルミパウチの容器でも抜けやすい特徴があるからです。また溶存水素濃度についても、正確な表記をするべきとの意見も多いです。水素水を生成する際、圧力をかけることで飽和濃度(1.6ppm)以上の水素を水の中に溶存させることはできますが、圧力がかかっていない状況下(空気中)では飽和濃度以上の水素は必ず抜けます。よって1.6ppm以上の濃度が含有されている水素水を飲むことは難しいです。当サイトで測定したほとんど商品の、飲用直前の溶存水素濃度は0.8~1.2ppm付近でした。

【参考例】

[アルミパウチA社]
●メーカー発表の溶存水素濃度:1.6ppm(充填時) 
●商品到着後、当サイトの実測値:1.18ppm

[アルミパウチB社]
●メーカー発表の溶存水素濃度:3.0ppm(充填時)
●商品到着後、当サイトの実測値:1.1ppm

[アルミパウチC社]
●メーカー発表の溶存水素濃度:3.3ppm(充填時)
●商品到着後、当サイトの実測値:1.16ppm

水素水サーバーでも飽和濃度(1.6ppm)以上の3.0ppm以上や2.0ppm以上の水素濃度を溶存と記載している商品もありますが、サーバーから給水し飲用する際には必ず 1.6pmm以下の溶存水素濃度です。そのため『業界最大!溶存水素濃度3.4ppm』などの広告表示をしている商品を見ると、販売業者の誇大広告としか受け取れまず、無意識に商品情報をスルーして見ないようになってしまいました。

また水に水素ガスを充填して水素水を生成しているサーバータイプの商品は、コップへ給水後、すぐに水素が抜け始めてしまうことが問題とされています。逆に電気分解方式で水に水素を溶存させ水素を抜けにくくした水素水サーバーが比較的人気の傾向です。サーバータイプは、作りたての水素水を摂取できるため個人宅以外でも医療機関や薬局、スポーツ施設などで設置が増えています。

水素濃度測定比較

市場規模が急成長したことで生まれた問題点

水素水ブームに便乗するかのように水素が入っていない商品実際の水素濃度とはかけ離れた数値を誇大表示するなどの商品が増え消費者に不安を与えるという問題が生まれています。結果、水素水の効果・効能に対しても批判的なマスコミ報道が増え水素水関連商品全体にマイナスのイメージを与えたのは事実です。

『水素』という名称を使用した商品の増加

『水素』という名称を使用したサプリメントなど多くの商品が発売されていますが、この件について水素医学研究の第一人者である日本医科大学の太田教授は下記のように述べています。

水素が医学的に大きな注目をあつめる一方でとても残念なことに水素の最新研究に便乗した数多くのインチキ商品が出回ったり、科学的根拠のない水素の情報もインターネットやクチコミで広まっています。

活性水素・マイナス水素イオン・プラズマ水素・水素吸蔵サンゴなどは、同じ「水素」という名前でも、私たちが研究してきた水素(H2)とは無関係であり、まったく違うものであることをご理解いただければと思います。

引用:すいそのぽーたる

水素水の類似商品としてマイナス水素イオン、プラズマ水素、水素吸蔵サンゴ、水素吸蔵ゼオライト、活性水素などの名称がついている商品も多く発売されていますが『水素水』とはまったく別の商品になります。

太田教授(日本医科大学)の名前を使用した商品広告

あたかも大田教授が携わっているかのような宣伝をしている製品に対して、ご本人のコメント。

虚偽の宣伝に注意

私は、サプリメント「HYDROGEN EX」を、推奨していません。虚偽宣伝です。

Yahooの宣伝広告に、「え、太田教授が推薦する水素水?sis-e.com」というのがあり、そこをクリックすると、「水素水を超えた抗酸化サプリメントHYDROGEN EX」がでてきます。私は、この商品を推奨していません。
「水素水を超えた抗酸化サプリメントHYDROGEN EX」は、マイクロクラスター水素を含んでいると記載されています。このマイクロクラスターは、シリカに水素を吸蔵しているとしていますが、実態はNaBH4(水素化ホウ素ナトリウム)です。消費者の方は、だまされないように注意しましょう。私は、HYDROGEN EXを推奨するどころか、問題のある商品だと思っています。虚偽宣伝です。

水素水サーバー「CoolQooクールクー」は知りません:悪質宣伝に注意。
Yahooの宣伝に「太田教授も驚いた高濃度水素水 | genki-smile.com」世界一受けたい授業で疲れにくいと評判!体内ミトコンドリアを増やす水素水/提携 と記載されています。水素サーバー「CoolQooクールクー」を私は全く知りません。知らないものを驚くことはできるはずがありません。これも、虚偽宣伝です。 引用:大田成男のちょっと一言

こんな商品には要注意!

下記のような商品は水素水商品として非常に怪しいので注意して下さい。

☑『沸騰させても水素が抜けない!』と案内している商品

沸騰させれば必ず水素分子は抜けます。

☑『キャップを開封しても(もしくは空気に触れても)水素が抜けない!』と案内している商品

水素分子は空気に触れると3時間以内にほとんどが抜けています。水素分子が抜けない水素水はありません。このような案内をしている商品はウソをついているので注意して下さい。ナノバブル水素水という商品名で開封しても27日間、水素が溶存していると案内している商品を見たことがありますが、かなり怪しかったです。

☑水素水を『ペットボトルに入れて販売している商品』

ペットボトルで販売している水素水は、出荷して店頭に陳列されるまでに水素分子が抜けており消費者はただの水を購入している可能性が非常に高いです。大手スーパーでもペットボトルに入れた水素水を販売しているの見かけますが、仕入担当者はもっと知識をつけないと間接的に消費者を騙していることになります。

ペットボトル入りの水素水商品の特徴として、『マイナス水素水イオン水』や『活性水素水』などの商品名が多く『水素水』に少しアレンジを加えた名称で販売しているケースが多です。『水素濃度がない』と消費者から問い合わせされた際に、『水素水ではないですから』と言い訳する為なのかなとも受け取ることができます。

☑『溶存水素濃度の表記がない』商品

このような商品は水素水でない可能性が高いので、絶対に購入しないほうがいいでしょう。
販売元が何かしら後ろめたい理由があり、意図的に水素水と証明できる条件を記載していないとしか受け取れません。
ペットボトル、アルミ缶、スティックタイプ、サプリメントなどに溶存水素濃度を表記していない商品が多いです。購入前によく確認して下さい。

☑水素入浴剤で含有成分に『窒化ホウ素』と記載がある商品

窒化ホウ素で水素は発生しません。水やお湯と混じり化学反応で水素が発生するのは水素化マグネシウム(MgH2)だけです。

消費者に求められていること

消費者

どの分野の商品も市場が成長すれば偽物やまがい物は必ず出現します。水素が様々な病気の原因となる悪玉活性酸素を除去することは医学論文で確認されている事実であり、品質の高い商品も発売されています。しかしブームに便乗した『偽物』や『粗悪品』と呼べる商品もかなり多いです。このような商品を騙されて購入しないよう消費者は商品を見極める情報と知識をつける必要があります。

正しい知識(水素が抜けない水素水は絶対にない、飽和濃度には限界値があるなど)を身につける!!
その場の勢いで商品は購入しない。商品のことをよく調べてから購入する!

⇒ 要確認!水素水商品を購入する前に

『水素水生成器』を購入した知り合いの話

約150,000円する卓上型の水素水生成器を購入。2ヵ月間は特に何の疑いもなく生成された水素水を飲用。

ある日、知り合いの奥様が『溶存水素濃度測定器』を購入。
購入した卓上型の水素水生成器を測定したところ、まったくと言っていいほど水素濃度がなかったことが判明。

【測定結果】

●メーカー発表の溶存水素濃度:7分間の生成で0.5ppm。
●測定した実測値:7分間の生成で0.1ppm程度。

詐欺商品とのことで発売元に連絡したが、『弊社は日本水素水〇〇協会に加盟しているから、そんな商品は販売しません。ちゃんとした製品です。』の一点貼りで取り合ってもらえず。 消費者センターへ連絡しても取りあってもらえずとのことで泣き寝入りの状態。

そもそも短時間で水素水を生成するような生成器は、水の中に水素分子を充満させているだけで、しっかりと溶存されていないため生成後すぐ水素が抜ける印象しかありません。これらの商品を購入する際は事前に水素の溶存時間がどの程度あるのか?をちゃんと確認することをオススメします。水素分子がしっかりと長い時間、溶存されている水素水を飲用しないと効果を実感することは難しいでしょう。

『〇〇水素サプリメント』と名称の付いたある商品の説明を受けた方の話

一通り商品の案内を受けた後のやりとり。

● 説明を受けた方
「この商品の溶存水素濃度、酸化還元電位はどのくらいですか?」

●販売員
「このサプリメントは水素水ではないので、溶存水素濃度や酸化還元電位はありません。」
「ただ水素水を飲みすぎると、人体に必要な善玉活性酸素まで除去してしまい体に良くないのでサプリメントのほうが効果があります。」

上記のやりとりを見る限り、販売員の商品説明はよく分からないですね。水素は悪玉活性酸素のみを還元。善玉活性酸素には反応しないのが大きな特徴ですし、『溶存水素濃度』や『酸化還元電位』は水素関連商品を選ぶ際の大切な指標です。このような案内をする販売員からの商品購入は、控えたほうがいいでしょう。

このようなケースは氷山の一角

恐らく、このようなケースは氷山の一角です。せっかく高いお金を払って購入したのに実はただの水を飲んでいただけなんてことにならないように、 購入前に水素水についての知識と購入を考えている商品がどのような仕組みで水素水を生成しているか?などを販売元のスタッフに確認した後、購入することをオススメします。

私の場合、商品購入前に『水素濃度を測定させて下さい』と言ったことがあります。その途端、饒舌だった販売員の態度が変わり測定することを拒否されたので購入はしませんでした。ちなみにこの販売業者も『日本水素水〇〇協会』に加盟していると言っていました。

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飲用直前の水素濃度はどのくらい?
アクリファイ

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