ph値(ペーハー)について

pH値(ペーハー)について

pH値(ペーハー)とは水溶液(酸性やアルカリ性の度合い)の性質を表す単位。 数値の幅はpH0~14まで。pH値の中性は7.0になり、これを基準として高い数値はアルカリ性、低い数値は酸性と言われています。

厚生労働省が定めているpH値の基準

厚生労働省が定めているpH値基準は、pH5.8以下が弱酸性。pH8.6以上が弱アルカリ性としています。

酸性 pH3.0未満
弱酸性 pH3.0~pH6.0
中性 pH6.0~pH8.0
弱アルカリ性 pH8.0~pH11.0
アルカリ性 pH11.0~pH14.0

pH値は健康を維持する上で、必要不可欠な指標

人間や動物の体内組織のpH値は各部位により異なり、ぞれぞれ正しいバランスを保たないと細胞が正常に機能しなくなる場合があります。そのため人間には生まれつき、pH値のバランスを常にチェツクし臨機応変に調整を行う自動緩衛機能(制御装置)が備わっていますが、体内の大半を占める血液のpH値が中性~弱アルカリ性の領域のため飲用する飲み物のpH値も中性~弱アルカリ性が望ましいと考えられています。(全国民が飲用する水道水のpH値は、水道水質基準で定められたpH5.8(弱酸性)~pH8.6(弱アルカリ性)となっている)

体内のpH値について

脳脊髄液 pH7.2~
血液 pH7.3~7.4
唾液 pH7.4~7.6
リンパ pH7.4
精液 pH7.1~7.4
尿 pH3.5~7.0
pH3.8~6.5
胃液 pH1.5~8.5

健康状態の人間の血液のpH値は、7.3~7.4と弱アルカリ性に位置していますが、過度のストレスや酸性環境により体内の体液バランスが崩れると血液は弱アルカリ性から酸性の方向に向かいます。そして血液のpH値が基準値から±0.04~0.06を超えて変動すると、下記のような慢性病や慢性疾患を引き起こすと考えられています。

[血液のpH値バランスが崩れると生じる慢性疾患]

更年期障害、頭痛、肩こり、高血圧、動脈硬化、便秘、リウマチ、糖尿病、肝臓病、脳血管障害、貧血、虚弱体質など

血液のpH値バランスを崩さない対策として、酸化還元電位が低電位(マイナス値)の水分を体内に取り入れる方法があります。体が還元されることで血液は弱アルカリ性になり、本来の正常な働きを取り戻すためこれらの慢性疾患は起こりにくくなります。

pH値が『酸性の食品や飲料水』と『歯』の関係性

pH5.5以下より酸性の度合いが強くなると、人間の歯が溶けやすくなる環境になるため『臨界pH値は5.5』とも言われています。酸味がする食べ物や飲料水はpH値が酸性のものが多い特徴があります。

pH5.5以下(酸性)の食品・飲料水

pH5.0 コーヒー、炭酸水、焼酎、ウイスキー、醤油など
pH4.0 ビール、日本酒、ヨーグルトなど
pH3.5 スポーツドリンク、梅酒など
pH3.0 リンゴ、栄養ドリンクなど
pH2.0 レモン、炭酸飲料(コーラ)など

これらの食品や飲料水を取り入れても毎日の歯磨きなどしっかりとメンテナンス行っていれば、簡単に歯が溶けることはありません。しかし、メンテナンスを怠ると歯が溶けやすくなる環境が進行するため要注意です。

体液の酸性・アルカリ性の偏りが原因で起こる病気

体液のpH値に異常が生じると、『アシドーシス』あるいは『アルカローシス』と呼ばれる症状が起きます。

●アシドーシス

呼吸性または代謝性の障害により体内で、酸性の過剰な増加またはアルカリ性の減少のいずれかが起こる病的な症状です。加工食品などは体が酸性に偏る食品が多く、過剰摂取を行うと体液のpH値が酸性化してストレスや慢性疲労、生活習慣病を多発させます。アヒドーシスは重症の糖尿病、肺疾患、重症の心臓病疾患、嘔吐、妊娠中毒症などが該当します。

●アルカローシス

アシドーシスとは逆にアルカリ性の増加、酸性の減少のいずれかにより起こる病的な症状です。別名はアルカリ血症とも呼ばれ胃液を大量に嘔吐したり、重症の胃疾患の症状などが該当します。

水素水のpH値について

水道水やミネラルウォーターを利用して水素水を生成する携帯用水素水生成器や卓上型水素水生成器の場合、使用する原水(中性なのか?アルカリ性なのか?)によりpH値が変動します。

『電気分解方式』で生成された水素水のpH値はアルカリ性なの?

よく『電気分解方式で生成された水素水のpH値はアルカリ性に偏る』といった案内をインターネット上で見かけますが、これは誤りです。pH値が中性の水道水を原水とし水素水を生成するサーバーでカートリッジ(RO逆浸透膜フィルターなど)で塩素、カルキなど不純物を取り除き、純水(ピュアウォーター)にした後に水素分子を溶存させ水素水を生成します。そのため排水される水は酸性水ではなく塩素やカルキが含まれる水でpH値は中性~弱酸性となるのが特徴です。

原水が純水(ピュアウォーター)でないもくしは機能面は『アルカリイオン整水器』だが、商品名を『還元水素水生成器』と案内している製品で電気分解方式で生成したアルカリイオン水もしくは還元水のpH値は当然、アルカリ性です。また排水される水も酸性水になる特徴があります。水道水質基準で定められたpH値はpH5.8(弱酸性)~pH8.6(弱アルカリ性)となっていますが、体内のpH値バランス(血液のph値は中性~弱アルカリ性)を考えると中性~弱アルカリ性領域の水素水の飲用をオススメします。販売されている中にはpH値の記載がない商品もあるので、購入前によく確認下さい。

イソジンを水素水に入れるとph値が分かる!?

『水素水にイソジンを入れると透明になる』と案内をしているWebサイトがありますが、これは間違った情報になります。ph値が中性の水素水(H2を含む)は透明にはなりません。

イソジンにはウィルスを酸化させる成分(ヨウ素)が含まれています。ヨウ素は『ビタミンC』やph値がアルカリ性のアルカリイオン水・還元水に含まれている『水酸化イオン(OH-)』と混じることで、透明になる特性があります。これは『ビタミンC』や『水酸化イオン』と混じると科学反応が生じ、透明のヨウ素イオンに変化するためと考えられています。

もし飲用している水素水にイソジンを入れ透明に変化したら、ph値がアルカリ性のアルカリイオン水もしくは還元水の可能性が高いかもしれません。

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飲用直前の水素濃度はどのくらい?
アクリファイ

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