水素濃度のこと

【重要】意外と知らない『水素水の濃度』のこと

水素水関連商品のほとんどに『溶存水素濃度〇.〇ppm』と記載があります。この溶存水素濃度とは、水の中で水素分子が溶けている濃度を示す指標となるため各商品に表示されています。

『溶存水素水濃度』についての豆知識

水素濃度のこと

溶存水素水濃度を表す単位

溶存水素濃度を表す単位は、割合を示すときに用いられる『ppm』もしくは『ppb』で表示されています。

ppm:(parts per million/パーツパーミリオン)

・ppmは100万分の1を表す単位。
・1Lの水の中に1mgの水素分子が溶存されていると1ppm
・パーセンテージで表すと0.0001%

ppb:(parts per billion/パーツパービリオン)

・ppbの場合は10億分の1を表す単位
・1Lの水の中に1mgの水素分子が溶存されていると0.1ppb
・パーセンテージで表すと0.00001%

商品によって単位の表記が違うのはなぜ?

まだ水素濃度の単位を表記する明確な決まりがないため商品によってppmやppbと表記に違いがあります。そのため本来なら0.3ppm程度しか水素が溶存されていない商品でもppb表記にすると300ppbとなり、メーカー側はより多くの水素が溶存されているかのような印象を与えることができます。

0.3ppm = 300ppb
0.5ppm = 500ppb
1.0ppm = 1,000ppb

ppb表記をしている商品の特徴

ステックタイプや携帯型水素水生成器、一部の水素水生成器など数分間で水素水を生成する商品は、ppb表記を使用している場合が多いです。またアルカリイオン水なのに『還元水素水』や『電解水素水』と販売している製品も同じくppb表記を使用している場合が多いです。これら商品に共通しているのは、生成する水素水の溶存水素濃度が高くないため単位の表記をppbにしている傾向があります。また水素濃度の記載がない商品もありますので注意して下さい。

溶存水素濃度の限界値は1.6ppm

常温常圧下(室温21度)における水素飽和濃度は1.6ppmと科学的に立証されています。

・『製造時』
・『充填時』
・『生成時』
・『溶存時』

など様々な言い回しで1.6ppm以上の水素濃度があると宣伝している商品がありますが、飲用時に保証された水素濃度ではありません。そのため飽和濃度以上の表記の信頼性はかなり低くいと考えていいです。水素分子は拡散性が高い特徴があるので、飲用時に1.2~1.3ppmの溶存水素濃度が確認できる商品であれば十分、品質が高いといえるでしょう。

購入する商品の選択基準は溶存水素濃度0.8ppm以上

ヒトへの効果を調べた臨床試験では水素濃度が0.8ppm~1.2ppmの水素水の継続的な飲用で様々な疾患の改善効果が確認されています。また、水素医学研究を行っている日本医科大学の大田成男教授の見解でも購入する商品の目安は水素濃度0.8ppm以上と案内しています。さらに当サイトの見解を加えると、飲用時に0.8ppm以上の水素濃度が保証されている商品のご購入をオススメします。そのため飲用時に水素濃度が0.8ppm以下の商品は購入する必要はないとも考えています。
※メーカーが発表している濃度数値と飲用時の濃度数値に違いがある商品もあります。購入前にご確認下さい。
⇒ 当サイトで測定した各商品の水素濃度比較報告はコチラから

水素水商品は濃度が濃いほうがいいの?

水素濃度は濃い方が良いという意見もありますが、濃くないと効果がないといった学術論文はありません。むしろ高濃度の水素を溶存しているから良い商品ではなく、0.8ppm以上の水素濃度が長時間、安定して溶存されている商品を選ぶことのほうが大切だと思います。

濃度が濃い水素水が身体に良いといった意見は、水素水商品を販売している一部の業者から発信されたものと考えられます。その延長として、販売プロモーションの1つに水素飽和濃度(1.6ppm)を超えた数値を商品に記載するなど商品価値を高めるための過剰な演出へとつながっているのではないでしょうか。

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水素分子の溶存時間が長い水素水は良い商品

1時間・2時間・3時間経過しても水素濃度が急激に低下することなく、溶存時間が長いということは水素分子が安定して水の中に溶存されている水素水であり良い商品と言えます。携帯用水素水生成器やステックタイプなど短時間で水素分子を充満させて1.0ppm~1.4ppmの水素水をすぐに生成するといった商品が多く販売されています。しかしこれらの商品が長時間、水素を溶存できるかは定かではありません。

水素分子が長時間、安定して水の中で保持できなければ、いくら飲んでも水素分子が体内や細胞内で働くことは難しいと考えられるので購入前に水素の溶存時間がどのくらい保てるのか確認することをオススメします。そもそも生成後、すぐに水素が抜けていたらそれは溶存しているのではなく充満(ただ入っているだけ)しているだけです。

水素水とは『水素分子(H2)が溶けた水』のことです

水素水とは『水素分子(H2)が溶けた水』のことをいいます。そして読んで字の如く水の中に水素分子が溶存しているから『溶存水素濃度』と呼ぶのであり、充満させているだけなら水素水と呼べる商品ではないと当サイトでは考えています。そのため水素分子を充満させているだけで、『水素水』と販売している商品の購入はオススメしません。

水道水にも『水素』は含まれている

水道水や市販のミネラルウォーターにも水素は含まれています。そのためインターネット上では、『水道水にも水素は含まれているから水素水を飲む必要はない』という声もありますが、水素濃度は無いに等しい程度の量しかありません。悪質な業者などは水素が少しでも含まれていれば『水素水』という考え方で0.01ppm程度の濃度でも、堂々と水素水として販売をしています。このような業者が販売している商品を飲用しても水素による効果は期待できないので、消費者側は騙されないよう注意しなければなりません。

水素サプリメントに表示されている水素濃度の信憑性は?

2013年2月28日号の『週間文春』で、『水素水論争に最終結論!誌上実験でわかった本物と偽物』との題名で水素水商品と水素サプリメント調査結果を発表しました。掲載された内容では、水素サプリメントの中で水素水一滴にも満たない商品があったりとサプリメント商品自体の『質』が疑われるような結果となりました。個人的な印象でも、サプリメントとして販売されている商品はあまり品質が高くないものが多い気がします。

当サイトで水素水アルミパウチの測定比較は行っていますが、サプリメントの測定はしていないため商品の『質』について詳細をコメントすることはできませんが、水素医学研究で有名な日本医科大学の太田教授の意見をご案内します。少し難しい内容になっていますが、第三者機関へ濃度測定を依頼しても信憑性が欠けるとの指摘もあり、サプリメントの購入を考えている方は参考になると思います。

水素の測定結果は正しく解釈しないと弊害が大きくなる。(2013.5.1)

水素は肉眼で見ることはできませんし匂いもありません。そこで、正しく測定し、正しく解釈することが必要です。正しく測定しても正しく解釈しないと意味がありません。しかし、水素関連商品については、関係者の科学的知識が十分でないために善意の方の中には、結果を正しく解釈できず、誤解される方がたくさん見受けられます。悪意の方は別として、善意の方で科学的知識が乏しいために正しい解釈ができず誤解してしまい騙される方の少なからずいらっしゃいます。これは困ったことです。一般の方は、普通マイクロリットルとか言われてもピンとこないのが普通ですから仕方ないと思いますが、当事者である方は知らないではすまされず、ある程度の理解が必要です。第三者機関に測定を依頼するのはよいことですが、解釈をまちがっては何にもなりません。むしろ弊害が大きくなります。

旧島津総合分析試験センターに測定を依頼した結果で例をあげますと、
(1)(株)創◯的◯物◯学研究所の測定依頼に対する旧島津総合分析試験センターからの報告では28時間後にサプリメントの1グラムあたり、0.18μL水素ガスが発生すると報告していますが、この0.18μLという量では、1カプセルあたり、0.072μL。飽和水素水では、1mLあたり18μLの水素ガスを含みますから、この0.072μLは飽和水素水の1滴にも相当しません。なお、この量は私の測定結果とほぼ一致しています。どうも、測定容器内の水素ガス濃度が3 ~ 5 ppmと「お◯よ◯水素」のHPでも堂々と主張していることから飽和水素濃度1.6 ppm (= 1.6 mg/L)と比較して誤解して主張しているようにも感じられます。あるいは悪意の場合は、このような数字を使って善意の方を騙していることになります。

(2)(株)エ◯ジ◯◯イトでは、旧島津総合分析試験センターの測定結果として、サプリメント1グラムあたり17μL発生すると宣伝していますが、1カプセルでは、7μL程度。1カプセルから発生する水素量は飽和水素水に対応させると0.4 mLにしかなりません。しかし、宣伝に17μL発生すると自ら広告にも使っていることからしますと、17μLというと微量ではなく多くの水素が発生すると本人たちは誤解しているのではないかと推察いたします。あるいは悪意の場合は、このような数字を使って善意の方を騙していることになります。

(3) 水素サプリメント「◯ヴィ」の水素分子含有量として、旧島津総合分析試験センターの測定結果として、150,000 ppm(100万分の15万の体積)が検出されたとHPに載せています。全体の体積がわからないので発生水素量は計算できないのですが、前と同じ測定方法だと仮定すると体積18 mLの100万分の15万で、2.7 mLの水素ガスが発生していることになります(この計算結果には仮定が入っています)。これでも、前の測定と同じように1グラムあたりの結果だとすると、1カプセルでは飽和水素水に換算すると60 mLにしかなりません。一般に考えれば、水素水としては合格品としては微妙でしょう。

以上のような現状は、測定結果は同じでも、測定を依頼した人が報告された結果を正しく理解できず(あるいは悪意をもって正しい解釈をせず)、「0.18μL水素が発生した」「他社製品よりも100倍も多く17μLも発生した」「150,000 ppmも検出できた」などと、本来ですと「ほとんどない」「極微量」「非常に少ない」と解釈されるべきところ、水素が発生している!!と解釈しているようです。水素が発生しているかどうかではなく、どれだけ発生しているかが大切なのです。なお、この第三者機関の測定結果と私の測定結果は一致しています。

「長時間(実験では167時間以上)水素が発生し続けます。「お◯よ◯水素」の水素吸蔵サンゴカルシウムから長時間にわたり継続的に発生している水素を何故、 非科学的と断定されるのでしょうか。」などとHPに書かれていますが、長時間発生するかどうかではなく、どのくらいの量(重さでも体積でも)発生するかが問題なのです。量を考慮しない議論こそ、非科学的と言えるでしょう。

消費者の方々は、騙されないように注意しましょう。
引用:太田成男のちょっと一言

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飲用直前の水素濃度はどのくらい?
アクリファイ

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